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2026/01/22

【COO兼CBO インタビュー】エンビジョンが提供する価値やサービスについて

ブログ

今回は、エンビジョンCOO兼CBOの藤巻にインタビューを行いました。
現在進行中のオファリング再構築を牽引する当事者として、エンビジョンが提供してきた価値の核心、そしてこれから描こうとしている価値提供のかたちを、背景や想いとともに語っています。

エンビジョンの「今」と「これから」を理解するうえで欠かせない内容です。
ぜひ最後までご覧ください。

藤巻のご紹介

藤巻功
エンビジョンCOO兼CBO

事業成長を加速させ、人を動かす「クリエイティブのチカラ」を信じているブランディングの専門家。国内大手広告代理店等を経て、インターブランドジャパンにて戦略ディレクターとして、グローバルを含む多様な業界の大規模プロジェクトを多数リード。その後、楽天グループ、KPMGコンサルティングにてブランディング/マーケティング&クリエイティブを統括。envisionでは、社会課題を解決するWoWなブランド・クリエイティブ開発、ブランディングの民主化に邁進する。

はじめに|弊社提供サービスについて

エンビジョンはパートナー企業(お客様)の課題解決はもちろん、コミュニケーションを形にし、世の中に共感を生み、社会を変えていくクリエイティブコンサルティング事業を”envision CREATIVE”と定義しました。経営全体を見据えた視点から経営課題の解決に向け、CRITICAL CREATIVE(世の中で「そういうもの」「常識的なこと」と疑わずに受け入れていることへの批判的な考察・視点)を起点に、ブランディング、マーケティング、クリエイティブ、そして財務、法務・知財、人事・労務等、領域横断による連携チームを核として、成長に向けた事業パートナーを目指していきます。

エンビジョンのパーパス、ミッションに賛同する同志の共感と共創の環を拡げていくオーケストラ型クリエイティブを志向し、クライアント(お客様)の真の課題を解決していきます。

※PJ(お客様と推進するプロジェクト)

インタビュー本編

Q:エンビジョンの提供価値の見直し、再設計において中心的な役割を担われたご経験から、設計に込めた想いや背景について教えてください。

私がエンビジョンに入社した際、すでに多くのプロジェクトの中で培われた実践的なクリエティブ・アプローチがありました。それはエンビジョンらしさの核ともいえる価値提供の型でした。

ただ一方で、それらの強みを社内外で共通言語として共有し、体系的に発信していくことができれば、エンビジョンの可能性をより広げていけるのではないかと感じました。

エンビジョンが掲げているミッション「未来のために、できることやる。」を実現していくためには、やはりバックキャスティングの視点(10年後、20年後から今を見る)が必要です。そして、社会やビジネスの不確実性が高まる今の時代において、クリティカルかつクリエイティブに物事を捉える柔軟さが、ますます求められていると感じました。

そこで私が最初に取り組んだのが、エンビジョンという組織が45年にわたって積み重ねてきたクリエイティブの知見と、「この時代とどう向き合うか」という未来志向を掛け合わせることでした。

私が描いた在りたい理想の姿は、経営課題から捉える上流のブランド戦略設計(らしさづくり)と、現場におけるクリエイティブ実装までを一気通貫で提供できる存在であること。戦略を描くだけで終わるのでもなく、現場のクリエイティブだけを担うのでもない。その両方を一気通貫で担うことで、クライアント(お客様)にとってのブランドとしての「らしさ」が最後のアウトプットまでブレずに伝わる、そんな支援を実現したいと考えました。

現実には、戦略と実行のどちらかに特化する支援が多く、ブランドの本質が途中で薄れてしまうケースも少なくありません。だからこそ、上流から現場まで一貫した価値提供こそが、クライアント(お客様)にとって本質的な支援になると私は信じています。

この理想を軸に据え、エンビジョンがこれまで培ってきたカルチャーや強みを活かしながら、オファリング(提供サービス)全体の構造をアップデートしました。そして、その中核となる考え方が「Critical Creative(クリティカルクリエイティブ)」です。

社会やビジネスの前提が大きく揺らぐ今、求められているのは「常識を疑い、本質を見極め、価値を再定義する」クリエイティブのチカラです。
その視点と、エンビジョンが長年培ってきた現場力&クリエイティブの知見とを掛け合わせたものこそが、現在のオファリングの核となっています。

実際のプロジェクトで「envision CREATIVE」をどのように活用し、支援を行っているかについては、弊社ホームページにてご覧いただけます。

◾️弊社HP|WORKS
https://envision-inc.jp/works/

Q:「Critical Creative」における織りなす連続的なうねりを視覚的に表現した「Critical Creative Curlicue®」という概念がありますが、これはどのような考えから生まれたものなのか、詳しく教えていただけますか?

「Critical Creative」の考え方をさらに発展させ、この考え方を持続的に広がる波紋のような“うねり”として可視化したのが、「Critical Creative Curlicue®」(以下、CCC)です。CCCは、パートナー企業(お客様)や社会、そして関わる人々にコレクティブ・インパクト※をもたらしていくことを表現しています。
※コレクティブ・インパクト:企業、行政、NPO、市民など多様な主体が連携し、社会課題の解決に取り組むことで得られる成果。

社会課題の解決には、企業だけでなく、行政やNPOなど多様なプレイヤーと協力する必要があります。そのため、複数の企業や官公庁が連携し、共に価値を創出することが重要です。協力することで、届かない領域にリーチでき、影響力も拡大します。この協力の波及効果を「うねり」として表現しており、CCCのビジュアルにそのイメージを反映させています。

CCCは、単なるお題目ではなく、中長期的に育むべき考え方です。現時点では対外的に使用されていますが、本質はクライアント(お客様)との信頼関係に基づく共創です。そのため、賛同者を少しずつ増やし、CCCの考え方が自然に広がっていくことを目指しています。

私たちが目指しているのは、単なるソリューション提供ではなく、クライアント(お客様)と共に未来のビジョンを描きながら伴走するスタイルです。企業の歴史やカルチャーを理解し、未来に向けて共に考えることが、私たちの「Critical Creative」だと考えています

さらに、CCCは商標登録をしており、これはインターナルブランディング(社員の意識・行動変革)の一環としての意味を持っています。言葉として定義し、形として登録することで、私たち自身の行動指針となり、クライアント(お客様)にも具体的な価値を伝えるメッセージを提供することができます。
またエンビジョンが提供する価値の独自性と信頼性を守るだけでなく、これからの事業活動において、さらなる挑戦を加速させていく大きな軸足と捉えています。

◾️弊社HP|「Critical Creative Curlicue」の商標を登録しました
https://envision-inc.jp/news/630.html

Q.最後に、COO兼CBOとして、エンビジョンの提供価値が今後どのように変化し、成長していくとお考えですか。

エンビジョンの提供価値を今後さらに成長させるために、クライアント(お客様)のニーズや世界情勢、外部環境の変化に柔軟に対応しながら、アップデートを進めていきたいと考えています。進化させるべき部分はありますが、エンビジョンの根底にある哲学や価値観は決して変わることはありません。「哲学は変わらない。発想を変えていく。」ことを軸に、クライアント(お客様)のニーズをしっかりと把握し、その期待に応えていけるように、常に向き合いながら考えていきたいですね。

クライアント(お客様)のニーズをどのように見つけ出すかについて、私たちはヒアリングを通じて表面的な課題だけでなく、その奥に隠れた潜在的な問題にも深く迫っていきます。このプロセスの中でこそ、私たちの「Critical Creative」が真価を発揮する瞬間が生まれるのです。

5年後のエンビジョンについては、ブランディングやクリエイティブの分野で業界の代表的な存在として認知されていることを目指しています。そのためには、複数の地域に拠点を展開し、影響力のある企業に成長(アジアなども見据えて)することが重要です。また、私たちが手掛けるプロジェクトがWoWを生み出し、同じくWoWを創出できる仲間たちと共に働ける環境を創り上げたいと考えています。

エンビジョンはこれからも社会変革を加速させる日本発のブランド創出、社会課題を解決するWoWなクリエイティブ開発、ブランディングの民主化の実践を通して、より良い社会に変えていくことに邁進していきます。

最後に

私たちは、ブランド定義という上流の思考から、現場でのクリエイティブ実装までを一気通貫で担い、
パートナーと伴走しながら、価値そのものを育て続けるパートナーでありたいと考えています。

これまでにも、ダイハツ工業様「らくぴた送迎」では、現場の声に丁寧に向き合いながら、
福祉送迎サービスの価値を「日常を支える安心・信頼のパートナー」として再定義してきました。
また、パナソニック サイクルテック様「MU」では、法改正という大きな転換点において、
新たな市場と文化を見据えたブランド立ち上げを、構想から表現まで一貫して手がけています。

詳しくは下記をご覧ください。

◾️弊社HP|ダイハツ工業株式会社「福祉介護・運行管理システム らくぴた送迎」リブランディング
https://envision-inc.jp/works/showcase_rakupita.php

◾️弊社HP|パナソニック サイクルテック株式会社 特定小型原動機付自転車「MU」ブランディング
https://envision-inc.jp/works/showcase_mu.php

エンビジョンはこれからも、Critical Creativeを起点に、
企業・社会・人のあいだに新たな意味と共感を生み出すクリエイティブを探求し続けます。
もし、自社の価値や可能性をあらためて見つめ直したいと感じられた際には、
ぜひお気軽にご相談ください。

ライター紹介

真田幸奈
エンビジョンコミュニケーションプランナー

宮崎県出身。大学ではジェンダーとセクシュアリティについて専攻し、2024年に新卒入社。物事を熟考し、文字に起こすことを得意としている。自分の考えや思いをenvisionのクリエイティブに乗せて発信することで、多様性を認め合える世の中になることを目指す。