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Director/Copywriter 西井 出 NISHII IZURU

Director/Copywriter西井 出NISHII IZURU

皆さんは、エコバッグを使っていますか?私は買い物をする予定がある外出時には、必ずエコバッグを携行しています。有料のレジ袋は、外出先の買い物などで一時的にゴミ袋が必要になると想定される際にあえて買うくらいでほぼ稀です。

レジ袋が有料化されて2年ほど、そもそもプラスチックの廃棄量の削減が主目的の有料化ではないことはご存知の方もいるかもしれません。日本は高品質で低価格な各種プラスチック製品の製造技術に長ける一方、年間の廃棄量は米国に次いで2位となっており、内外から批判の的にされている現状があります。

コンビニや100円ショップが至るところにあり、安価に買えて簡単に捨てられる時代、レジ袋有料化の狙いは、そういった簡単に手に入るプラスチック製品に対して「本当に必要かどうかを一人ひとりが考えて、ライフスタイルを見直すきっかけを作ること」にあります。

学生時代、私は美術大学のデザイン科で環境デザインを専攻していました。その時代、1997年には世界初の量産ハイブリッド車となるプリウスが発売され、同時期にトヨタ自動車は小型の電気自動車を開発し、カーシェアの前身とも言える共同利用システムの実証実験を開始しています。

私自身がモビリティへの興味関心が非常に高かったことや、学生時代を過ごした土地が地下鉄がなく公共交通機関が乏しい地域だったこと、また当時表面化していた都市のドーナツ化問題などもあり、大学の卒業制作は電気自動車のシェアライドシステムと空き地の再開発、人流作りを目的としたEV発着ステーションの提案でした。

あれから20数年、カーシェアが当たり前となり、ハイブリッド車は一般家庭にも普及し、環境負荷低減を推進する動きからカーボンニュートラルが提唱され、電気自動車の開発、導入が世界的に急速に進んでいます。

先人たちがポジティブな未来を描いて、様々な製品やサービスを生み出してきた結果が今であり、今を生きる私たちはその恩恵を多分に享受し便利に暮らしている裏で、プラスチックが悪だ、ガソリン車は悪だ、という風潮ばかりが広がっていっている昨今です。

しかし元来、環境負荷を増やすことを目的にしてる人や企業なんて、おそらくいないのではないでしょうか。
ALL or NOTHINGの過激で排他的な環境保護活動を標榜したいのではなく、このような社会問題をクリエイティブの力で解決したり、より良いベクトルに向ける取り組みを皆さんと一緒に考え、未来のためにできることをenvisionで実践していきたいと考えています。