TEAMメンバー紹介

Director/Designer 加島 沙季 KASHIMA SAKI

Director / Designer加島 沙季KASHIMA SAKI

昨今、世の中のさまざまな商品に対して消費者のニーズが変化し、モノ消費からコト消費、そして「イミ消費」へシフトしてきています。私も衣類や食べ物を購入するときは「イミ消費」にシフトしており、企業やブランドの商品の製造段階で発生する不用品リサイクルの取り組みや、食品に不必要な添加物が使用されていないかなどの情報収集を行い応援する企業の商品を購入しています。私自身、普段からこのような情報収集は企業のサイトやSNSなどを利用しています。消費者自身が膨大な情報にアクセスできるようになった今、企業やブランドは従来のように商品を売るだけではなく、消費者に対して価値やコンセプトを明確に伝えられるよう対外的に情報を発信することも併せて必要になっていると感じます。それは全ての企業やブランドにとって「ブランディング」が必要であるということです。

「イミ消費」とは、ホットペッパーグルメ外食総研エヴァンジェリストの竹田クニ氏が提唱した概念で、商品やサービスを購入する際に「社会や環境に貢献できるか」を重視する消費行動のことです。「ブランディング」とは、企業やブランドが自社の「価値」を高め、消費者に商品やサービスを認識させることで他と差別化する手法です。2つとも既に普及している言葉であり、実践している企業も存在しています。企業やブランドの価値が広まり、共感を得ることでファンの獲得につながります。

しかし、まだまだ多くの企業がブランディングができておらず埋もれているのが現状です。折角行っている社会貢献や環境への取り組みも、発信できていなければ廃れていってしまいます。また、消費行動を意識しブランディングを用いている企業やブランドでも、価値やコンセプトとデザインに一貫性が見受けられないと、消費者は混乱してしまいファンにはなってくれません。

envisionでは、ディレクターが価値やコンセプトを「伝えること」を、デザイナーが「つくること」を担うことで、社内で一貫したブランディングを行います。企業やブランドのコンセプトが伝わる、一貫性のあるデザインを用いて良い商品を提供することで、消費者が目にするデザインに統一感を持たせ、ブレのない世界観をつくることができます。私たちが企業やブランドと消費者の間に立ち、価値やコンセプトを明確に伝える役割を担うことで、消費者のニーズである「イミ消費」に繋がり、社会全体で未来にプラスになる変化をもたらします。

企業やブランドが掲げる社会課題や環境問題への取り組みは、100年後の未来に繋がっていきます。そして長期的な取り組みを継続して行うにはファンが必要です。私たちも「つくる」だけではなく、官民問わずパートナーと一緒に次の時代につなげていくためにも、価値やコンセプトが「伝わる」クリエイティブを用いて貢献していきます。